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編集室から、今月のブログ 編集室のスタッフが、取材の途中で感じたこと、取材先で仕入れたとっておき情報、また取材の現場のこぼれ話などを、毎月お届けしていきます!

夏養生。

2023.07.10 更新

夏養生。

蒸し暑い日が続きますね。本格的な夏はまだこれからというのに、ホトホトまいってしまいます。6月号の「40歳からの健康学」でお話を聞いた漢方医の隠岐充啓先生によると、夏に体にワルさをするものを東洋医学では「暑邪(しょじゃ)」と呼ぶそうで、さっそく清暑益気湯(せいしょえっきとう) を毎日服用してこの「邪」と闘っています。加えて、次の4つのドリンクも、私の夏の強い味方です。

【その① 梅ジュース】

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コープさんの店頭に出回った青梅が熟して、ほんのり赤みを帯びてきたころが、つくりどき。竹串でおへそを取り除き、ぷすぷすと実を突いて穴を開け、同量の氷砂糖と交互に重ねて瓶に入れたら、ときどき瓶をゆするだけ。砂糖が溶けて、水が上がってきて、数週間前に仕込んだものがちょうど飲みごろに。梅のクエン酸効果と甘い香りに癒されます。

【その② 紫蘇ジュース】

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紫蘇の葉を熱湯でさっと煮ると、あらあら不思議。紫色がさーっと緑色に変身。葉っぱを引き上げて、残った煮汁にクエン酸と砂糖を溶かしたら、紫蘇ジュースの素の出来上がり。水や炭酸で割っていただきます。かれこれ数年、夏に欠かせないドリンクに。

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【その③ 茶節(ちゃぶし)】

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8月号の鹿児島旅取材で、枕崎の鰹節専門店の社長に教わりました。湯飲みに入れた熱湯(または緑茶)に麦味噌をちょっと溶かして、そこにかつおぶしをひとつまみ入れるだけ。これが、体にしみわたるおいしさ! お鍋を使ってだしをとる手間もなく、インスタントコーヒーのような手軽さ。かつおぶしに含まれるアミノ酸と、麦味噌のやさしい塩分のタッグは、かなり夏バテにいいはず! なによりかつおぶしの風味のいいこと! 内臓を冷やさないのもいいみたい。

【その④】 そして、もう一つは、出勤前に立ち寄るスタバで、私がお財布をのぞいている間にスタッフの方がササっと描いてくれるイラスト入りのカップに入ったモーニング・コーヒー。さあ、今日も一日がんばろう!という元気をもらっています。いつもありがとう

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ポートタワーも若返り中!

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さて、ステーション8月号は神戸特集。久しぶりにメリケンパーク周辺に出かけて、改装中のポートタワーのお話を聞いてきました。私とほぼほぼ同じ年齢で、還暦を迎えたタワー。街並みを見下ろす360°回る喫茶や、メリケン食堂のポートタワーカレーにもう会えないのは寂しいけれど、来年の春ごろ、どんなふうに美しく若返るのかが楽しみです。現在、タワーは白い幕にすっぽり覆われていますが、日が暮れると映し出されるプロジェクションマッピングや、海洋博物館一帯の光と音のショーは、この夏しか見ることができないお楽しみ。日が落ちたら、海風に吹かれてのんびり港散歩もおすすめです。

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9月号の編集作業が終わりに近づき、10月号の特集「兵庫のうまいもん」にとりかかっています。手元にあるのは、試食用に道の駅で買ってきてもらった大きなニンニク(どこの特産かはお楽しみに!)。そうだ!今日の晩ごはんは、枝元なほみさんの最強レシピ「ニンニクとんかつ」(2022年6月号掲載)にキマリ! 買ってきた豚の薄切り肉の間にスライスしたニンニクをはさみ込むのがミソ。衣をつけて揚げたら、ニンニクはほくほく、カツはさっくり! こちらも夏バテ防止に、ぜひ! 

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(M・O)

★9月号のブログの更新日8月10日です。

★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!

今月のブログと一緒に、今月号の特集もチェック!
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