中崎町をそぞろ歩き。
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」。藤原敏行が詠んだ、百人一首にも収録されているよく知られた短歌。夏が終わりを迎え、秋に差しかかる、この時期になるといつも頭をよぎります。カラリと晴れて、太陽は照りつけているけれど、ふとした風に秋の気配を感じる、なんとも風流ですね。こんな秋の休日に、大阪の中崎町をぶらぶら歩いてきました。
梅田から地下鉄で一駅、歩いても行ける距離。大都会からすぐとは思えないノスタルジックな光景が広がっています。古民家を利用したオシャレなカフェや雑貨屋さんが集まっていて、「ここはどんな店かな」と確かめながら歩いていると、ワクワクとテンションがあがってきます。なかには昔ながらの駄菓子屋さんもあって、子どもたちがお小遣いを握りしめながら真剣にお菓子を選んで、店先でさっそく頬ばる姿に和みますね。ちなみにここは、「軍師官兵衛」で見事に主役を演じるあの方も幼少期に来ていたお店だそうです。
お店がいっぱいありすぎて、迷いに迷いながらも…ランチの後はカフェを2軒はしご。おみやげに自然派のパン屋さんでパンを購入。さらに、事前にチェックしていた小さなケーキ屋さんで、焼き菓子とケーキを2個、買ってしまいました。たっぷり歩いたけれど、誘惑に負けてカロリーはそれ以上に摂取したかも!?ですが、後悔はありません! よい休日になりました。
もう少し遠出なら篠山へ。
小旅行気分で、ちょっと遠出するなら篠山がぴったり。こちらは自然もいっぱい、マイナスイオンも感じられて、さらに癒されそうな予感。ステーション12月号を参考にお出かけください(宣伝)。私は、前回訪れた時には、まだオープンしていなかった「RH Bagels」を目指して、もう一度篠山にお出かけしようと思っています。次の週末、晴れるといいなぁ。
(K.Y)
★1月号のブログの更新日12月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!
2014年12月号