紅葉&温泉、大好き!
いよいよ今年も最後の2か月に入りましたね。この11月、12月は、ぜひ皆さんに、紅葉と温泉を楽しんでいただきたいと、特集を組んでいます。ちょっと遠出して、京都のお寺の紅葉、大原の里の紅葉、奈良の山辺の道の紅葉...行きたいところはたくさん! でも紅葉の時期の行楽地は、大混雑...。なるべく平日に、動く時間も考えて、行きたいお店の予約は早めに...、そんなプランニングには、ぜひ11月号『ステーション』、お役立てくださいね(お店に注文していただくと取り寄せもできます)。
下の写真は、
紅葉が始まったばかりの京都に行ったとき出会った、
建仁寺の法堂の天井画「双龍図」。建仁寺といえば、「風神雷神」
が有名ですが、この龍の絵の壮大さには驚きました! 皆さまも機会があったらぜひ。
建仁寺創建200年を記念して描かれた「双龍図」は畳108畳の大きさ!
平成14年に完成したもの。
さて、12月号は、久しぶりの温泉宿の特集です。紹介している宿は、それぞれ、個性が光る宿ばかり! 設備の行き届いた大きなホテルから、料理やお湯自慢の小さな宿まで、どこも人気のお宿です。一緒に行く人たち、またそのときの気分に合わせて、行き先を選んでくださいね。たとえば「温泉通」の人なら、岩井温泉の、レトロな湯船の、足元から湧出する温泉の驚きを。また龍神温泉の上御殿の露天風呂は、眼下に日高川の清流。小さな岩風呂に身を沈めると、目に入るのは川と山と空だけ。しみじみ秘湯感に浸れます。ほかにも、有馬温泉の、タオルまで赤く染まる湯につかったり、熊野古道近くの宿では、西日本最大級の露天風呂を楽しんだり。時間がなかなかとれない人には、日帰り温泉で楽しむ手もありますよ!
一年間がんばってきた自分へのごほうびに、
近場でもこんなに楽しめる温泉がある幸せ、
ぜひ楽しんで来てくださいね。
龍神温泉、上御殿の露天風呂。
取材日は台風のあとで、
日高川が濁っていたのが残念!
上御殿の磨き抜かれた館内には女将の飾る花が随所に...。
心も潤います。(上御殿撮影/坂上正治)
おいしい遠足、大好き!
11月の初め、丹波篠山の今田町のスペイン料理店、「
ルナパルパドス今田」へ、ランチに伺いました。
鈴木シェフはかつて苦楽園で営業されていたのを、
篠山の地に魅せられて数年前に移住、
店の内装もすべて自分たちの手で完成させたという、
パワフルで素晴らしいセンスの持ち主。
そしてその料理を引き立てるうつわには、お向かいの陶芸家、
市野雅彦さんの作品も! 料理、うつわ、自然、空間、すべてがバランスよく、心地よく、
晴れ上がった青空のもと、心にもぜいたくな一日でした。
食事の後は、市野雅彦さんの大雅工房で、
丹波焼を楽しむのもおすすめです。
最初は、原木しいたけの温かいスープを一口。
滋味豊かな味わいの深さに驚き。
ピンチョスは、いつも華やかで楽しみ!
左下のじっくりオーブンで焼いた玉ねぎは定番のおいしさ!
キャベツのポタージュは、右が普通のキャベツ、
左が赤いキャベツの2色に。
上に緑のピュレを流してキャベツの甘みも豊か。
淡路島の鶏の料理には、地元の住山ごぼうと柿をあしらって。
メイン料理に選んだのは、カネロニ。
少しずつおいしいものがいただける幸せ...。
このリゾットも絶品!
えびの風味がお米一粒一粒に行きわたっています。
デザートは3種。右端はなんとコーヒーの香り...。
(Y・Y)
★1月号のブログの更新日12月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!