ついこの間までの猛暑が嘘のように、気持ちのいい秋晴れ。今年の春から夏は、毎日毎日、新型コロナウイルスのニュースに一喜一憂する毎日でしたね。まだまだ油断はできませんが、諸外国に比べて、日本は感染拡大をなんとか抑えている状況なのでしょうか。今年の冬も気持ちを引き締めて乗り越えていきたいですね。11月号では、毎日の食生活で免疫力を高める、本多京子先生のアドバイスとレシピを掲載しています。規則正しい生活、睡眠時間、食事の内容に気をつける...、ぜひ生活習慣を見直して、ウイルスに強い体をつくりましょう!
さて、11月号の特集、紅葉にはまだ少し早いのですが、秋晴れの夕方、わが家の近くの摩耶山に出かけてきました。久しぶりのケーブルカー&ロープウェー。一気に神戸市街が見渡せる、海が広がる光景は、やっぱり爽快! インバウンドの観光客で賑わっていた頃と一変、静かに山の自然が楽しめます。街を染めていく夕暮れの色は、心を穏やかにしてくれます。 ふもとから一気に標高700mくらいの摩耶山へ。
夕陽に照らされる街が美しい。掬星台からの眺め。
かつての避暑地の面影を残していた六甲山ホテルが閉館して数年、生まれ変わったのが、六甲山サイレンスリゾート。今はカフェやレストランの営業だけですが、数年後には、宿泊施設や音楽堂も計画されています。六甲山ホテルの時よりもぐっと高級感あふれて、カフェの名物のアップルパイも、飲み物とセットで2300円!(税別)ところがこれが意外な展開! ワゴンサービスで運ばれ、さくさくのパイ生地に、クリームや煮たりんごを重ねて、その場で仕上げてくれるのです! 量もたっぷり、アイスクリームもついて、ちょっとゆっくりしたい山のひと休みに、優雅な時間を。
六甲山サイレンスリゾートのカフェの名物、アップルパイ!
サクサクのパイ生地にクリームを重ね...。
煮たりんごをたっぷり重ねて、2段につくって、完成!
かつての面影を残しつつ、すっかり新しくリニューアルされた
六甲山サイレンスリゾート。六甲ミーツアートの会場のひとつでもある。
入口からロビーに続く階段。
カフェの窓際の席から空を眺めるひととき。美しい山の夕暮れ...。
新開地の喜楽館、大阪の天満天神繁盛亭。落語の定席も、コロナ禍で閉館を余儀なくされていましたが、やっと人数をぐっと減らして入場できる状況に。今年3月号の「家族ってなぁに?」に登場していただいた、桂かい枝さんの独演会に行ってきました。あー、やっぱり、生で聞く舞台は、いいなーとつくづく、うれしかった! メインの「帯久」はたっぷり45分、どうなることかとハラハラしながら聞く楽しさと、登場人物に怒ったり、同情したり、物語の世界に入り込む楽しさに浸りました。もう何年も前に、六代目の故・笑福亭松蕎さんの「帯久」を初めて聞いた時の感動が甦りました。思えば一度も笑わない落語も初めてだったし、あんなに真剣に落語の世界に引き込まれたのも初めて。まだまだ、知らない世界がありますね! そしてやっぱり、生の音楽や演劇、舞台はいいですね。コロナの収束が一日も早いことを祈りたいと思います。そして、『ステーション』でも、もっともっと、毎日の楽しいこと、役立つこと、読者の皆さんと共有していきたいと思います。皆さんからのお便りも、楽しみにしています!
このチラシからも、迫力が感じられます!
(Y・Y)
★12月号のブログの更新日11月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!
2020年11月号