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編集室から、今月のブログ 編集室のスタッフが、取材の途中で感じたこと、取材先で仕入れたとっておき情報、また取材の現場のこぼれ話などを、毎月お届けしていきます!

日本の春と言えば言わずもがな。

2018.03.01 更新

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お花見シーズン到来。

 今年もこの季節がやってきましたね。年齢を重ねるごとに、ぱっと咲いてぱっと散る、桜の潔さ儚さ美しさに目を奪われるようになってきました。とはいっても、お花見をしている最中は食べ物に夢中になるのは、根っからの食いしん坊たるゆえんか、悲しいかな花より団子派なのです。

 私が桜に注目するのは、通勤の時。最寄り駅までの道のりにある公園に、1本のソメイヨシノが毎年見事な花を咲かせるんです。行き帰りに心を癒してくれる、個人的な桜の名所として楽しみにしています。4月号では、おすすめの関西の桜の名所をご紹介していますので、今年のお花見の参考にどうぞ。
 編集後記にも書きましたが、とても身近なのに知らなくて驚いたのが、コープこうべの宿泊施設、協同学苑の桜です。いろいろな講座も開講されていて、そのお知らせの「コープインフォメーション」コーナーを担当していますが、実際に訪れるのは初。宿泊棟の赤煉瓦調の建物と桜の組み合わせもいい感じで、苑内の桜を眺めながら歩ける、おさんぽコースは1周すると約40分ほどで、運動不足を解消するのにもピッタリ。自然の中を歩くというのは、それだけでリラックス効果がある気がします。また、正面入り口付近にあるメインの桜並木はトンネル状になっていて、その部分だけの散策でも十分楽しめます。その中に5本だけ御衣香(ぎょいこう)という緑色の花を咲かせる桜の木があるので、そちらにも要注目です。ちなみにソメイヨシノが散った後に花の時期がくるのだそうです。苑内は桜の時期以外でも開放されているので、散策自由。本を持って行って途中のベンチで桜を眺めながらの読書なんて乙だなあと思ったのでした。団子派には、建物内に昼食がとれるカフェもあるのがうれしいですね♪station_1804_1.jpg
     本誌に使わなかったバージョンの桜並木の写真。 提供/協同学苑station_1804_2.jpg
気品あるグリーンが美しい御衣香。 提供/協同学苑

華やかに花を咲かせましょう!

春気分をより盛り上げてくれるコサージュを、今回の「はじめてさんの手づくり」で取り上げました。制作を担当いただいた丹羽裕美子さんは、京都のアトリエを拠点に昭和レトロな古着を材料に作品をつくられています。使われている1960~70年代のポリエステル100%のプリント生地って、発色も鮮やか、今見ると斬新でおしゃれでハイセンスなんですよね。コーサージュのつくり方自体は簡単なので、後はいい生地を探すのみ。洋服ダンスのなかを隅々まで探せば、これは!というものが見つかるかもしれません。目を引くワンポイントになって、心もうきうきしてきそうなコサージュ、つくってみてください。station_1804_3.jpg

神戸・住吉にあるW・I・S・Hさんで行われた「暮らしにちょっとイロドリを」展で購入した、先生作コサージュです。同じ物は2つとないので、欲しいと思ったら即買いです。station_1804_5.jpg
丹羽先生の著書『陽気なbag』(角川SSコミュニケーションズ)。こちらも個展で購入。10年前の著書とは思えない今どき感。

取材こぼればなし。

うってかわって舞台は冬。春の号の取材は冬になりますが、今年は大寒波が到来しましたよね。「わたしの町の自慢のおやつ」の取材も大寒波の日に当たってしまいました。取材場所の豊岡に近づくにつれ、少しずつ雪が...。 豊岡市内に入ると大雪です。カメラマンさんはお店の外観に雪が写り込まないように、四苦八苦。取材が終わるころには、さらに降り積もっていました。雪に慣れていないので大変でしたが、Bake-houseさんでいただいたアップルパイとクッキーが疲れを吹き飛ばしてくれたのでした。station_1804_4.jpg

豊岡市内は、一面銀景色。同じ兵庫県内でも気候が全然違うのを改めて感じました。

(K・Y)

★5月号のブログの更新日4月10日です。

★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!

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