ハイキングは楽し。
8月号からスタートした「大人のワクワク山歩き」。楽しく軽々と歩けるコースを紹介しています。9月号は、整備が終わり正式にハイキングコースなったJR福知山線廃線敷を歩くコースです。高低差がないので歩きやすく、渓谷沿いの道のりはさわやかで、道中に現れるトンネルでは、ひんやり体験もできるというワクワクが盛りだくさん! また途中の鉄橋は、名作『スタンド・バイ・ミー』の、鉄橋で迫り来る列車をギリギリで避けるシーンを彷彿とさせ、そのワンシーンを再現したくなります。当然廃線なので、列車が来る心配はなく、安全になりきることができます。ここでインスタ映えする写真を撮ってアップするのもいいかもしれません。
トンネルの中は、ヒヤッと空気が変わり夏でも寒いぐらいで、真っ暗。ライトをあえて消して真っ暗体験をしてみたのですが、正真正銘の一寸先も闇。漆黒の闇です。シンとした静寂を味わって楽しかったのですが、これがもし1人だったらガクガクブルブル状態で、それどころじゃなさそうな気もします。暗闇の中を歩くのは非常に危険なので、トンネルを歩く際はライトが必需品になるので、お忘れなく。楽しくてちょっと怖いトンネルが、長いものから、短いものまで様々なタイプは6つ待ち受けています。
ワクワクドキドキもいっぱい、
緑と水の音にも癒されるこのコース、
実際歩いてみてすごくおもしろかったので、
自信を持っておすすめします。
ライトをつけてもトンネルの中は、こんな感じ。これでライトを消すと...。
トンネルを抜けた先に現れる、赤い鉄橋。大迫力です。
苦手な人は見たくないかも。茂みの中からひょっこり、ひょっこり登場。
撮影/丸子哲央
取材中に見つけたかわいいもの♡
城下町・宿場町特集の取材で訪れた三木市。観光の拠点ともなる旧玉置家住宅で、かわいいものに出会いました。まずは、軒下につくられた巣の中にいたツバメのヒナたち。かなり大きく育っていて、小さな巣の中に押し合いへし合いしながら、親鳥が帰ってくるのを待っています。その様子のあまりのかわいさに取材班一同メロメロに。しばらく見ていると、親鳥が帰ってきてエサをもらったその後すぐに、ヒナの一羽が飛んだ! なんと巣立ちの瞬間に立ち会うことができました。ふらふらと少し飛んでは休みながら飛ぶ練習をするヒナに、「大丈夫か〜。頑張れ〜」と親鳥の気分に。
続いて、建物の裏庭に回ると、建物にユニークな仕掛けが。通気口で"ひょっとこ"と"おかめ"の顔がつくられているんです。その表情がまたおもしろかわいくて! 残念ながらツバメは巣立ってしまいましたが、クスリと笑えるその表情はいつでも見られるので、旧玉置家住宅を訪れた時は表だけではなく、裏からも堪能してくださいね。
この愛らしさ、思わす「か、かわい〜」と声が出ました。
こちらがおかめ。ちょっと間が抜けた表情が、愛おしくなります。
ひょっとこ。今にもしゃべり出しそうなイキイキした顔。
撮影/藤原一徳
(K・Y)
★10月号のブログの更新日9月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!