カンボジアへ行ってきました！

 3月半ば、休みをとってカンボジアに旅立ってきました。日本はまだまだ肌寒い初春でしたが、カンボジアは夏!　着いた途端に半袖に着替えて、町に繰り出します。ガイドブックで目をつけていたレストランへ。カンボジア料理（正式にはクメール料理というそう）のお店で名物の鍋料理を食べます。これがおいしい!!　トムヤムクンから辛さをとったようなやさしい味で、魚介や香辛料が出す複雑な旨みに夢中になりました。カンボジア料理は、元々エスニック好きの私にはドンピシャでした。滞在中「おいしい〜!!」の連続で3食＋αで常に腹12分目状態…。

 一番の目的のアンコール・ワットは朝日、日中、夕日と3パターンの姿を見ることができました。真ん丸の赤い太陽が昇ってきて、5基ある塔の中心に差し掛かると、なんとも神秘的で神々しい雰囲気が辺りを包んでいきます。

 日本語でアンコールは王都、ワットは寺院の意味。ユネスコ世界文化遺産のアンコール遺跡群の一つで、世界中から多くの観光客が訪れます。現地ガイドさんの案内で、不老不死の薬をめぐる伝説など、壁画に描かれた物語の説明を受けながら見学していると、より興味が湧いてひきこまれます。柱や壁、それぞれに刻まれたモチーフや細工のあまりの細かさに驚くとともに、便利な機会や道具もなかったであろう時代に、こんなにも素晴らしい建物をつくりあげた昔の人々の力に、ただただ感動しました。

『天空の城ラピュタ』のモデル、ベンメリア遺跡へ。

 もう一つ日本人に人気の観光スポットが、スタジオジブリ、宮崎駿監督の『天球の城ラピュタ』のモデルになったとされているベンメリア遺跡。建物の隙間からガジュマルの根が進入し、その成長にともない崩れてしまったそうです。元の姿が分からないため修復されず、ガラガラ崩れた遺跡に覆いかぶさるように大きなガジュマルが育っている様子はまさにラピュタ！　巨神兵が顔を覗かせそうな遺跡内を探検気分で歩くと、本当におもしろくてワクワクがとまりませんでした。

 内戦の過去や今だ残る地雷の問題など、不安定なイメージがあるカンボジアですが、アンコール遺跡群があるシェムリアップ周辺の地雷は撤去されていて、比較的治安もよく、一般的な海外旅行先での注意事項を守っていれば快適に過ごせました。例年人気の観光スポットの上位に選ばれているのも納得。大好きな、もう一度行きたい国の一つになりました。

癒しの植木鉢猫発見！

 私の家の近所に2匹の地域猫がいます。茶トラのオスと白黒のメス、ハッちゃん、キュウちゃんと呼ばれ人気者です。ある朝、2匹がよくいる場所を通りかかると、こんなにかわいい姿を見せてくれました。一時話題になった鍋猫ならぬ、植木鉢猫です。この姿に癒されて元気に出勤！　今日はいいことありそうです。自慢のペットの写真や画像があれば、いつもいっしょコーナーに掲載いたしますので、編集室までお寄せくださいね。動物好きの私は首を長くして待っています。

（K.Y)

★6月号のブログの更新日5月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに！