12月、編集室は3月号と4月号の準備で大忙し! 年末年始のお休みはうれしいけれど、その前後はやってもやっても終わらない仕事の山に、埋もれて(笑)。
今月発売の1月号は、お正月にふさわしい和の料理が満載です。世界文化遺産にもなった世界に誇る繊細な味の和食を楽しめるお店、ゆっくりと楽しんでくださいね。
さて次号の2月号、「神戸で外国気分!」を味わえるお店の紹介に続いて、週末クッキングは、「ラ ターブル ド ヤマサキ」の山崎シェフにビストロ料理を教わりました。その中の「たらのブランダード」、南フランスの郷土料理がとてもおいしかったので、レシピの確認もかねて、つくってみました! 一足早く、ご紹介しますね。
焼き上がったばかりの、あつあつ、たらのブランダード! 原料が、たらとじゃがいもだから、きっと、どんなふうにしてもおいしい!
まず、生のたらとじゃがいもを準備。写真は生のたら約400gに塩約5gをふって一晩置いて塩たらにしたもの。右はじゃがいも約400g。皮付きのまま茹でて、皮をむきます。
じゃがいもをボウルに入れて、つぶします(あ〜、いい匂い!じゃがいも好きには、たまりません!)
牛乳250cc、水250cc、ニンニク3かけ、ローリエとタイムを火にかけ、グラグラ沸かさないようにして、塩たらをゆでます。
ニンニクのみじん切り20gとオリーブオイル100CCを合わせて火にかけ、ニンニクの香りをオイルに移します(ニンニクオイル)。これもポイント!
たらの身を取り出し、骨と皮を除いて、じゃがいもと一緒にこまかく混ぜ合わせます(もうこのままでも、食べたいくらい! コロッケにしてもいいかなと考えたり)。
ニンニクオイルを少しずつ混ぜ込みます(ニンニクごと)。全体がまとまってきて、ますますおいしそう! そこでシェフのレシピを確認して、生クリームを忘れたのが発覚! あ〜! でも夜中だったのでここは牛乳で、代用。60㏄くらい入れました。しっとりとおいしそーです!
あとはグラタン皿に入れて、おろしたグリエールチーズとパン粉をふって、180℃のオーブンで20分! 真夜中のたらとじゃがいものグラタンと白ワイン、ほっとするおいしさで、幸せな眠りにつきました(太るモト!)。来月号は他にもコックオーヴァン(鶏の赤ワイン煮)、キッシュロレーヌ、ガトーショコラと盛りだくさん! フレンチファンは見逃せませんよ❤️
毎年人気のJRの「青春18きっぷ」特集。普通電車が1日2410円で乗り放題とあって、鉄道ファン、ふらりと気まま旅、ひとり旅好きの人たちを引き付けています。年齢制限なしですから、本誌をナビに、ぜひ利用してみてくださいね!
今回、三ノ宮から新快速とJR山陽本線を乗り継いで行ったのが、倉敷の町。母の故郷が倉敷で、倉敷川の柳を見ると、気持ちが晴れ晴れします。写真の、大原美術館。その美しい建物にワクワク。今回の取材は、倉敷の民藝がテーマ。外村吉之助氏の倉敷民藝館を中心に、外村氏が提唱した民藝の心を少しでも伝えられたらと、思います。外村氏は、大正14年、関西学院大学神学部のご卒業とか。西宮におられたと知ると、なんだか少し身近に感じられますね。
大原美術館の向かいに、旧大原家住宅。倉敷川のほとりのゆったりとした景色。
倉敷民藝館には、倉敷ガラスの展示も。ぬくもりのあるガラスの表情と色が素敵!
(Y・Y)
★2月号のブログの更新日1月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!
2020年1月号