みなさん、夏休みはどこへ行かれましたか? 私は昨年、設定された「山の日」にちなんだイベントトレッキングに参加してきました。ふだんは立ち入りが制限されている日本遺産、吉野川源流水源地の森を訪れるツアーです。いつもは"花より団子派"ですが、この日ばかりは真剣に自然と向き合ってきました。参加者の方の話を聞いてみると、いろんな苔を見るのが楽しみという方、シダに興味があるから来ましたと言われる方、私は全く注目してないジャンルだったがゆえに、そこに着眼点が!と目からウロコがポロポロ。ちなみに私は「ふだんは立ち入り制限されているところに特別に入れる」というワードに反応したミーハー組です。若干恥ずかしくなりながらも、知らない事を知る喜びにワクワクするのでした。
道中、同行されていた虫博士にトンボのオスとメスの見分け方を教えてもらったり、アリジゴクを見せてもらったり(初めて実物を見ました)、植物博士のうんちくを聞いたり。道のりもゆるやかで、マイナスイオンに包まれて日ごろの疲れも癒され、話も面白いしで、なんとも有意義な一日となりました。
実はこうして山歩きをするようになったのも、『ステーション』の取材でトレッキングシューズを買わなければいけなくなったのがきっかけでした。きっかけさえあれば、思いがけない気付きがあるものだなあと思います。今後はこのトレッキングで、少し興味がわいた苔にも注目してみようかな。
登山道入り口に到着。ここで山の神様に入山のお参りをしていきます。山の神は女性で、美人が来ると嫉妬するそうです。深呼吸でおいしい空気を胸いっぱいにすう〜っと吸い込んで、森林浴中。水がビックリするほど澄んでいて、魚がすいすい泳いでいるのが見えました。ちなみに食べられるけれど、あまりおいしくないとか。やはり花より団子かも!?地元のおいしいおべんとうつきツアーで、お待ちかねのランチタイム。自然の中で食べるごはんは格別!
11月号の「はじめてさんの手づくり」の講師をお願いした井上きよ先生に帆布バッグをオーダーしました。打ち合わせで先生のお店「chiocchio」を訪れた時、色とりどりの帆布バッグが飾ってあり、それに一目惚れ! さっそくオーダーしてしまいました。ステーションが余裕で入る大きさで、使えば使うほど、かゆいところに手が届く仕様に大・大満足。ふと思いついて、本誌の「はじめてさんの手づくり」で紹介している、くるみボタンのブローチをつけてみたら、さらにかわいくなったではありませんか! シンプルなTシャツやストールにつけても、パッとかわいくしてくれるこのブローチ、本当に簡単なので、本誌11月号を参考にぜひつくってみてくださいね。
編集長が大原先生の料理撮影の帰りに差し入れを買って帰ってきてくれました。看板商品のクッキーはなんと3か月待ちという、京都の「村上開新堂」さんのマドレーヌ&ダックワーズ。ほろりとやわらかい生地にほろ苦いキャラメルクリーム。こ、これはおとなのおやつ!! 一度食べてみたいとずっと思っていた念願のおやつは、とっても幸せな気分にしてくれて、その後の仕事ははかどったとか、はかどらないとか!?
芸術作品のようなレトロな包み紙にも見ほれます。 夢に見るほどおいしい!?
(K・Y)
★12月号のブログの更新日11月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!
2017年12月号