昭和炸裂。懐かしい喫茶タイム。
“すいてる すいてつ”って水間鉄道のパンフレットにあるキャッチコピーなんですが、今すいてつは“混んでるすいてつ”を目指してるところです。というわけですいてつの魅力は本誌をごらん頂くとして、取材当日のこぼれ話を。
この日は6月だというのに気温も高く、ちょっとぐったり。前半の取材を終えたところで、いったん休憩。訪れたのはいかにもレトロな喫茶店。スカッとする炭酸が飲みたい、とメニューを見て、おっと!見つけました。「クリームソーダ」。するとライターさんも「レモンスカッシュ!」カメラマンさんも「ミックスジュース!!」。
もう昭和が炸裂です!
ぞれぞれオーダーしたところで、「ドーナツ、サービスでつきますけど?」とウエイトレスのお姉さん(お母さん?)「へ? サービスでドーナツ? あ、ぜひ頂きます」と私。「はい、みなさんドーナツで」とニコニコ。しかし、私たち取材クルーは内心「どんなドーナツなんでしょうね?」とドキドキ。あまり期待していなかったのが本音…。すると厨房の奥からドーナツをあげている、素晴らしく素敵ない香りが漂ってくるじゃありませんか。まさかまさか、ここで揚げている? よそからの仕入れではなく?。
「はい、お待たせしました」と運ばれてきたのはクリームソーダと、ホームメイドのしっかりしたドーナツ。これがサービス? なつかしい甘さとほどよいかたさ、しっくり感、すべてがパーフェクトです。びっくりしました。なんて気前のいい喫茶店。大好きです(きっぱり)。なんだか嬉しい。ほんわかいい思い出になりました。
ビギナーのための、すいてつチェックポイント。
車両を東急電鉄から譲り受け、という話を伺ったあとで、実際に車両に乗り込んだとき何げに吊り輪をみたらば、東急食堂の文字が。いいですねえ、こういうのーって思っていたらばもひとつ。各駅にある乗車券の券売機。よー見ると、食券販売機です。コストもここで抑えてるってことですね。こういうところがまた魅力。飾らないと言いますか、わかりやすいといいますか。チェックポイントです。
ドライブ取材、こぼれ話。
8月号の「兵庫の田舎へ、ドライブは楽し!」では、兵庫県をはみ出して、丹後半島へ出かけています。ドライブの起点となる「道の駅てんきてんき丹後」をさて、出発!しようとしたら、頭の上でぴーぴー大騒ぎ。ん?と見上げれば入り口付近に、つばめの巣を発見。ちょうど親がひなに餌を与えている最中でした。子どもたちの口の中に餌を押し込んでは、また餌狩りに出かけ、また戻り・・・。お母さんたいへーん。ひなたちの愛らしい姿に、無事巣立ってね、と願わずにいられません。
キュートなやつ!
とある日、家に帰るとキュートなやつが待っていてくれました。ご近所から頂いた和菓子。なにやら京都水族館限定の「水族館和スイーツ」らしい。クレイアーティストの方がつくったもので、大福と練り切りがあるそうです。海のいきものシリーズのなかの一つで、めちゃかわいい。これはどっちかって? ええっと大福だったか練り切りだったか忘れちゃいました。食べてるときは、わかってたんですけど(当たり前です)
(K.S)
★9月号のブログの更新日7月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!
2015年8月号