桜から新緑へ。
引っ越して初めての春、摩耶ケーブル下の桜のトンネルが楽しみでした。少しずつ花の芽が膨らみ、つぼみが膨らみ、ちらほら咲き始め、ワクワクしていたら、ある日突然、満開に！　その圧倒的なボリューム感に驚き、感動しました。やっぱり桜はいいですね。そこで、思い出の一枚を…。今年はお天気に恵まれなかったけれど、早朝、青空のときに撮影した桜です。そして数日後、散りつもる桜もまるで絨毯のように豪華。今はもう青葉が青空に映えています。

新緑の山には、生命力があふれて…。
  せっかく摩耶山の麓に住んでるのだからと、年会費５０００円で、摩耶ケーブルとロープウェイが乗り放題という「摩耶山サポーターの会」に加入しました。いつでも乗れるって、なんだかうれしい！　というわけでお天気の日は山へ。摩耶山上からすぐの、自然観察園ならすぐに森の中気分が味わえるのです。涼しげな瀬音を聞きながら森の空気を満喫、あじさい池には、コウホネの黄色の花が咲き始め、すぐそばでうぐいすの美しい声！　春、梅の季節に、里に下りて来るうぐいすは、夏には山でさえずっていてくれる…たまには聞きにこなくてはね！

５月の灘、東灘は、だんじりの季節！
  ゴールデンウイークに突入したら、あちこちから聞こえる太鼓とかねの音…。あの音は、どこか本能を刺激しますね！　わが編集室はＪＲ住吉駅北側。もう条件反射的に、立ち上がって、外に出てキョロキョロ。夕方近く、ちょうどシーアの前に集まってきました、各地区の名前を書いただんじりが。屋根の上で勇壮に踊る若者たちに歓声が上がり、にぎやかなお囃子に、心も弾む。だんじりを引く人たちも力をふりしぼりながら、晴れやかな顔、顔、顔…。心がひとつになるのが、お祭りの力、なんですね。１０日には、灘区のだんじり。コープ六甲前を行くだんじりには、たくさんの子どもたちの引き手。灘区に住んで３５年、初めてゆっくりだんじりを見ることができました！兵庫県、大阪府にも心踊るお祭りがたくさんありますよね。『ステーション』誌面でもこれから取り上げていきたいと思います。皆さんの町のお祭り、教えてくださいね。

季節の移り変わりは本当に早くて、この間お正月だったような気がするのに、あっという間に半年過ぎました（年を取ると、よけい早くなるって、ホント？）。もう来月は、７月号！
あわただしい生活の中で、季節の香りを感じたり、季節の到来を楽しむゆとりがもてるように、『ステーション』誌は、季節感も大切にして編集していきますね。皆さんからのお便りも楽しみにしています。

（Ｙ.Y)

★7月号のブログの更新日6月10日です。

★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに！