淡路島、こぼれ話 その1
5月号で特集した淡路島ですが、6月はハモのシーズンでもありますので、ちょっと沼島のこぼれ話を。
取材の前にロケハンで訪れた際に見つけた、飴ちゃん。その名も「まがたまドロップ ぬぼこの雫」。なんだかありがたいネーミングです。まがたまとは、古代日本における祭祀につかわれる装身具、護符の意味もあるようですが、今はパワーストーン系といいますか、念珠タイプのブレスレットなんかにも よく使われています。
その形をしたドロップを沼島フェリーターミナル内の売店でみつけました。なんだか懐かしい、ノスタルジックなケースが可愛い。ざらめの砂糖もやっぱり懐かしい味でした。
ただ、売店は出店しているときと、いないときがあるので、出店してはったら、ラッキ=! ということで。1つ500円?800円?? 忘れました。袋入りのお求めやすい価格もありました。
淡路島、こぼれ話、その2
さて沼島から戻り福良へ。この時点ですでに夕方。ちょっと休憩がてらお茶でもと思い、カフェを見つけました。そこでコーヒーをオーダー。で、出されたコーヒーと一緒にサーブされたミルク・・・ん? なにこの板? よくよく見ると、これが淡路島じゃないですか。
ミルクピッチャーとクッキー下に敷かれたこの板。淡路島をかたどったオリジナルのプレートなんです。
ああ、なんかほっこりのおもてなし。コーヒーはもちろん、おいしかったですよ。コーヒー自慢のカフェなので。おいしいコーヒーに、さらにこんなちょっとした心遣いがあると、いいお店だなあ、とつくづく。いつかまたご紹介したいと思います。
6月号、バスの旅で向かった米子。途中、高速から見えたのは霊峰富士。ならぬ大山の山容。.ほんまに富士山そっくり! といいますか富士にしか見えませんな。これまで何度か大山を訪れたことがありますが、こんなお姿は初めて見ました! 西側から見るとこのようなお姿に見えるのだ。
バスを降りて米子駅で地元の方とお話していたら、大山は別名、伯耆富士(ほうきふじ)といわれてきた郷土富士なのだそう。ちなみに伯耆とは鳥取県の中西部のこと。その昔の旧国名、伯耆国(ホウキノクニ)と呼ばれていました。伯耆大山って駅もありますもんね。
松江城のそばの明治建築へ。
松江城取材後に、せっかくなので周囲を散策に。そこで出合ったのがここ興雲閣です。
松江市内にある数少ない明治建築の一つで、一般公開されています。2階は大広間で、まるで鹿鳴館時代の舞踏会を思わせるような雰囲気(ま、鹿鳴館時代のその舞踏会、見たわけじゃないですけどね)。優雅で素晴らしい広間です。この1階にある亀田山喫茶室がいい感じで、ゆったりできます。本誌でご紹介していますので、ぜひご覧下さい。
(K・S)
★7月号のブログの更新日6月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!
2016年6月号