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編集室から、今月のブログ 編集室のスタッフが、取材の途中で感じたこと、取材先で仕入れたとっておき情報、また取材の現場のこぼれ話などを、毎月お届けしていきます!

酸っぱいが、大好き!

2015.06.10 更新

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梅、漬けました!

梅雨に入って夏が近づいてくると、すっぱいモノが無性に食べたくなります。疲れたからだがクエン酸を欲しているんでしょうか。この季節に梅干しを漬けることを考えた昔の人はエライなと、つくづく思います。
天日干しが必要な梅干しづくりは、働きながらだととても手に負えませんが、梅シロップや梅酒なら、氷砂糖やホワイトリカーと一緒に瓶に入れて、ときどきカシャカシャ振るだけだから、ズボラな私にもぴったり。

というわけで、ここ数年ハマっているのが、枝元なほみさんに教えてもらった、小梅のラム酒漬けです。買ってきた小梅を洗って、黒いおへそを竹串を使ってクルンと取り除く作業は、甘酸っぱい梅の香りに包まれる至福の時間! 梅と、ほぼ同量の氷砂糖、そして、梅がかくれるくらいラム酒を注げば、あとは梅雨明けを待つだけ…というざっくりしたつくり方も私にぴったり。夏のお楽しみは、氷を入れたグラスに一緒に注ぎ、漬けた梅も一粒入れて。アイスクリームにかけるのも…おすすめです!station_1508_1a.jpg

もうひとつ、最近初めて出会った、お気に入りのすっぱいモノといえば、日向夏。元町の乙仲通にあるパティスリー、モンプリュの林シェフにお菓子づくりを教えていただいているのですが、今回教えてもらった日向夏のタルトは、そのなかでもとくにおすすめスイーツ。クリームを詰めて焼きこんだタルトの上に、豪快にごろごろのせた果実の、上品な甘みと酸味に、キュンときます! この日向夏、生まれ故郷の宮崎県では、海鮮の巻きずし(レタス巻き)に入れたり、餃子の具にもするそうな。日本の中で、まだ知らないおいしいモノ、出会えてないモノいっぱいありますね。station_1508_2.jpg

夏山は楽し、カレーも旨し!
さて、ステーションの7月号の特集は、1年ぶりの山歩き。今年は身近な六甲山、摩耶山、有馬温泉コースへご案内します。山歩きの達人、根岸真理さんに案内していただいた摩耶山〜六甲山牧場コースは、小さいころから何度も訪れているのに、そのたびに新しい発見が。ケーブルとロープウエイで登れるので、ラクラクコースでしたが、あいにく肌寒い雨の中。六甲山牧場の羊の群れの中から、牧場のアイドル「スマイルちゃん」(本誌P21)を見つけるのが、今回いちばん苦労したことだったかも…。station_1507_2a.jpg
特別企画のカレー特集では、元町のRAJAの店主、アル、バターを加えて出来上がり!の、マイルドなバターチキンカレーです。本格カレーをつくろうと、いろんなスパイスを買いそろえたけど、使い切れないまま香りがいつの間にか飛んじゃった…なんていう人には、目からウロコのレシピです。
インドのムンバイの郊外で生まれたアルンさんのお父さんは、14歳でホンさん直伝のレシピをご紹介。なんと、使うスパイスは、ターメリックだけ。鶏肉と野菜を炒めたと思ったら、トマトピュレ、生クリームとテルの厨房を任され、やがて香港の高級ホテルの料理長に。そして、神戸の老舗ゲイロードの厨房に迎えられ、独立。長年、神戸のインド料理を支えてきた方でした。残念ながら数年前に他界されましたが、2代目のアルンさんが忠実に受け継いだ味は、その人生の集大成の味とか。じっくり味わってみたいですね。
そして、最後に1枚、7月号の「小さな庭仕事」で、「つりしのぶ」のつくり方を教えていただいた、宝塚のつりしのぶ園の温室の風景から。これから出荷の最盛期を迎え、ます。ひと夏になんと1万個が、こちらから出荷されるというから、びっくり!
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(M.O)

★8月号のブログの更新日7月10日です。

 

★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!

今月のブログと一緒に、今月号の特集もチェック!
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