卯年の今年、前向きに明るく、ぴょんぴょん跳ねるウサギになって、楽しいこといっぱいの年にしたいですね! 『ステーション』が皆さまの暮らしに寄り添い、お役に立てることを願って、今年も一年頑張りますので、よろしくお願いいたします。
「もーもたろさん、ももたろさん、おこしにつけた、きびだんご、ひとつ、わたしにくださいな」「やーりましょう、やりましょう。これからおにのせいばつに、ついていくならあげましょう」。
懐かしい唱歌に歌われている桃太郎は、昔話の主人公。
「おばあさんが川で洗濯をしていると、どんぶらこ、どんぶらこ、と大きな桃が流れてきました」という、懐かしいフレーズ。たしかおじいさんは、山に柴刈りに、でした。二人が持ち帰って割ったところ、そこから生まれたのが、「桃太郎」。
この桃太郎伝説の伝わる岡山の吉備津神社へ、3月号の「青春18きっぷの旅」特集で、行ってきました!(3月号の進行は、なんと2022年12月なのです)。吉備津神社には、吉備津彦命が、人々を苦しめ鬼と恐れられていた「温羅(うら)一族」を退治し、平和と秩序をもたらしたという「温羅退治」の話が伝わっています。「桃太郎」の童話は、そこから生まれたのだそう! のどかな、田舎のおじいさんとおばあさんのお話ではなかったのですね!(無知でした)
この吉備津神社で有名なのが、写真の長い回廊。ゆるやかに伸びるこの美しい回廊は、もともとは本殿への参道だったそう。そして、さらに美しく立派なのが、国宝の、本殿拝殿です。静かに歩くと心が整います。ぜひ、3月号の特集でご覧くださいね!
喫茶店で食べるナポリタン、まさに昭和の思い出の味!という人も多いのでは? イタリアのパスタの「アルデンテ」がまだ伝わってくる前のお話。柔らかめにゆでたスパゲッティに玉ねぎやソーセージ、ピーマンなどを炒めてケチャップで味つけしたのが、ナポリタン!でしたよね。その味の秘密が、昨年末のNHKのテレビで明らかに!
まず「朝イチ」で「ごちそうナポリタン」としてレシピを紹介してくれたのがコウケンテツさん。そして、指揮者の佐渡裕さんが「マエストロ佐渡裕の、深夜メシ」で紹介してくれたのが、なじみの洋食屋さんから教わったのをアレンジしたという「ナポリタン」!
その共通点が、なんと、ゆでたスパゲッティ にマヨネーズを絡ませておく、というものなんです。料理好きの夫がすぐに再現してくれたのが、写真のナポリタン!(パスタは平麺ですが)。 食べてみるとおいしい! もちっとした感じが、独特のおいしさを生み出しているんです。さっそく、きょうの料理のテキストを購入したところ、佐渡裕さんのページに、「スパゲッティ 200gをゆでてざるにあげてからバットに広げ、マヨネーズ大さじ2をからめ、粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫に1時間以上おく」と。マヨネーズでコーティングし、冷蔵庫で冷やしておくともちもちした食感になる、と書かれています。もう、目からウロコというか、ほんとに驚きました!(とても考えつかないです)。 玉ねぎ、ソーセージを炒め、ケチャップやウスターソースで味つけし、スパゲッティを入れて粉チーズをふって。また食べたくなる、思い出の中の味!
うーん、料理って、深いですねーーーー。そして、楽しいですね!
鶏肉や牛肉を、低温で火を通すことにより、やわらかく仕上げることができるという、低温調理器。塊肉に火を通す場合、肉の中心の温度が63°C以上必要といわれているので、温度計を差し込んで中心温度を測っていましたが、それを自動でやってくれるというので興味津々。さっそく小さなステーキ肉を買ってきて試しました。鍋に湯が5ℓと書かれていたので、特大の寸胴鍋を取り出し、調理器を入れ、温度と時間を合わせてから、ジップロックに入れた肉を投入。出来上がったら取り出して、プライパンで全体を焼いて焦げ目をつけ、切ってみると均一なミディアムの状態に! やわらかさ+αの、おいしくつくるには、まだまだ工夫が必要ですが、三日坊主にならないように、頑張ります! また皆さんのおいしい情報も、楽しみにしています。
これが噂の低温調理器。ボニークというメーカーです。
厚めのステーキ肉、130gくらいです。
まわりを焼きつけて切ってみました!赤身の色が残っていて、やわらかくなっていますが、ややジューシーさに欠けていました(時間と温度の工夫をしてみます!)。
(Y・Y)
★3月号のブログの更新日2月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!
2023年2月号