今年の桜の開花は早かったですね。心の準備ができていないまま、あっという間に散っちゃいました。そして、いつの間にか、あたりは新緑の景色に。
わが家では、もう山椒が花をつけて、初夏の準備が始まっています。佃煮にするのを待っててくれるでしょうか? 焦ります。 取材の合い間にパチリ!
山椒の花が咲きました。実をつける前に、今年は花の佃煮に挑戦!
5月号の「エダモン、産地へ行く!」で、揖保川町に行ってきました。お目当ては揖保川トマト! 竹田農場の大きな温室の中は、約20℃。養液栽培ですくすくとトマトの苗が育っていました。そのてっぺんに実る"天なり"というトマトがいちばん味がいいとのこと。さっそく食べてみたら、味がぎゅっとしまった感じ。口の中にずーっと旨みが残る、期待以上のおいしさです。
淡路島の玉ねぎがそうだったように、ハイカラな洋食が一般家庭に広がりつつあるころ、西洋からやって来た新野菜の栽培にいち早く取り組んだのが始まりだそう。神戸市西区、北区などでトマト栽培が盛んなのも同じ理由かもしれません。ヘタの反対側の真ん中から放射状に入った筋は俗にスターラインと呼ばれ、このサインをよく見て選ぶのがポイント。真っ赤に熟れてさえいればおいしいと思っていたのは、間違いだったんですね。
よく褒め言葉で「フルーツみたいにおいしいですね!」と言われるのが大嫌い!という竹田農場の竹田さん。「フルーツみたい(・・・)なんて失礼な! トマトがフルーツの味より劣っているみたいに聞こえるでしょ」というのがその理由。「糖度も大切だけれど、甘いだけじゃダメなんです!」と。 トマトらしいあの酸味、プンと香り立つ青っぽさ。コレがなくっちゃね!
コープこうべの前身である神戸購買組合が誕生して100周年。その記念すべき年をお祝いしようと、みんなで投稿する「100年後も残したい風景」「わたしのSDGsアクションコンテスト」 などいろんなプロジェクトが進行中です。「夢の商品アイデアコンテスト」もそのひとつ。たくさんのご応募をいただいた中から、かわいいトイレットペーパーが誕生したのにお気づきですか? その名も「めっちゃえぇ感じのトイレットぺーパー」。くるくる引っ張るとコーピーが横を向いたり、後ろを向いたり...。コーピーの丈がちょうど10㎝だから、使った分量がわかりやすくてムダづかいをストップ。さらに180mとめっちゃ長いので、取り替えも少なくて便利! 芯がなく、もちろん再生紙を使用...と、エコが満載。店内で流れる100周年記念ソングも6月にはデビューするそうで、こちらも楽しみ♪
ハイカラメロンパンに続く、コープさんの名物になるかも!
さて、6月号は、編集スタッフがおすすめルートを歩いてご紹介するハイキング特集。淡路島の最高峰、諭鶴羽山に登ってきました! ぐるりと海が見渡せ、その向こうに和歌山、四国、本州のパノラマが360℃広がります。山の中には、神様が鶴の羽に乗って舞い降りて遊ばれたというパワースポットも!
そして、山頂近くのアカガシの林の中に佇む諭鶴羽神社でコロナウィルス退散のお願いも忘れずに。まだしばらくコロナは油断できないけれど、人混みを避けて、日ごろの運動不足も解消。緑の木立の中を歩いてみませんか?
イザナギ、イザナミの神様が鶴の羽に乗って舞い降りた場所と言われる山歩き。
清少納言もこの山をご存じだった?諭鶴羽神社の鳥居のそばには、
「峰はゆずるはの峰 あみだの峰 いや高の峰」と、『枕草子』に綴られた石碑が。
(M・O)
★6月号のブログの更新日5月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみ
2021年5月号