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編集室から、今月のブログ 編集室のスタッフが、取材の途中で感じたこと、取材先で仕入れたとっておき情報、また取材の現場のこぼれ話などを、毎月お届けしていきます!

大切にしている、賢いモノたち。

2014.08.08 更新

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愛用してます…。 
station_1409_1a.jpgいきなりですが、これ、なーんだ?

答え…どちらも私のキッチンの愛用品です。
 Aは、ヒノキの樹皮で編んだたわし「へむへむ」。料理家の枝元なほみさんからいただいたもので、三重県尾鷲市の女性グループの考案品。尾鷲ヒノキにはカジノールという防虫・防菌成分が多く含まれるそうで、ヒノキの間伐材を薄く削いで、手編みしたもの。洗剤いらずで、油で汚れた食器もすっきり洗えるという優れもの。森の資源を無駄なく使い、海もキレイに…、くたびれてきたらお風呂洗いなどにも使って、最後は土に還る、なにより使い心地がとってもいいのです。※「へむへむ」は、枝元さんが主宰する「チームむかご」のサイト(mukago.jp/)からも購入できます。1つ600円(送料別)
B は、しょうがやニンニク、レモンの皮がスルスルおろせるおろし金。アメリカのメディアで “カリスマ主婦”と称されるライフコーディネーターのマーサ・スチュワートが、テレビの料理番組で使っていたのを見て、かれこれ20年ほど前、さっそく現地の大工用品売場で購入したもの。そう、実はこれ、工具のヤスリなのです。その後、きちんと持ち手をつけたものが “おろし金”としてキッチン用品売場に並ぶようになり、アニメーション映画「レミーのおいしいレストラン」では、チーズをおろすシェフの手にもこのおろし金がしっかり握られていました。※マイクロプレイン社の「ゼスターグレーター

「なにかおろすものないかなぁ。次は何を洗おう?」。面倒な作業を楽しくさせてくれる賢い道具たち。みなさんも何かおすすめがあれば教えてください!

 さて、そんな「へむへむ」の普及に努める枝元さんの、新著が発売されました。その名も『禁断のレシピ』。「きょうの料理」のテキストで連載された、料理家の多賀正子さんとの対談から生まれた一冊です。すごいのは、この中に紹介された料理の総カロリーが、怒濤の106,020kcal!!「家族6人で1升食べていました…VIVA!炭水化物ですね」「フライドチキンはバケツサイズしか食べたことがなかったんですね」…などなど、多賀さんの名言にも驚愕。おいしすぎて、うれしいような、コワイような。ちまたでダイエット本があふれるなか、「食べることは生きること!」というメッセージに元気が出ます。ぜひ、ご一読を。

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『禁断のレシピ』枝元なほみ・多田正子 (NHK出版・1296円)

インド映画がおいしい!
料理の話題を、もうひとつ。9月号・10月号の「今月楽しみたい映画」では、ライターの菅原日和さんが、「マダム・イン・ニューヨーク」と「めぐり逢わせのお弁当」という2つの作品を紹介してくれました。ひとつは、ニューヨークでお菓子を学ぶインド人主婦が主人公のインド映画。もうひとつは、配達されたおべんとうを介して見知らぬ男女の交流が始まるという、これもムンバイを舞台にしたインド映画。どんなお菓子やおかずが登場するのか…それも楽しみ。

 

丹波特集発売中! 
10月号は、ローカル線の旅にご案内。

さて、9月号は丹波特集。今回は、農家体験ができる婦木農場で、広大な田んぼや畑、牛舎などを案内していただきました。青垣のぶどう農園の仙水さん、氷上の栗農園の横田さんが手塩にかけた秋の味覚の収穫も待ち遠しいかぎりです。station_1408_2b.jpg

そして…現在編集の終盤にかかっている10月号では、のどかな風景の中を走るローカル線の旅もお楽しみに!station_1409_3.jpg

(M.O)

★10月号のブログの更新日9月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!

今月のブログと一緒に、今月号の特集もチェック!
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