2009年月4月号掲載掲載
春色のごはんと具を交互に重ねて。
黒米のかさねずし
- 米(2合)を洗って黒米(大さじ1)と一緒に炊飯器に入れ、普通の水加減で炊く。
- 米酢(1/4カップ)、砂糖(大さじ1)、塩(小さじ1)を混ぜ合わせてすし酢をつくる。
- 炊きあがったごはんを半切(またはボウル)に移し、すし酢を回しかけてしゃもじで切るように混ぜ合わせ、ふきんをかけて冷ます。
- 鍋に鶏挽き肉(200g)と、しょうゆ(大さじ1)、みりん(大さじ1)、味噌(大さじ1/2)、酒(大さじ2)、塩(小さじ1)、白だししょうゆ(大さじ1)を入れて火にかけ、木べらで細かいそぼろ状にしながらよく炒りつける。
- 卵(2個)で薄焼き卵を焼き、細く切って錦糸卵をつくる。しょうが(適量)は薄切りにして桜の型で抜く。
- 底が平らな容器(流し箱など)にラップを敷き、すし飯の半量をまんべんなく広げ、鶏そぼろを広げ、大葉(5枚)ちぎってのせる。
- さらに、残り半量のすし飯、錦糸卵、紅しょうがの順にのせ、ラップを敷いて手のひらでしっかり押す。型からはずして好みの大きさに切り分ける。
日本酒の風味をほんのりきかせて。
鰆の簡単かす漬け
- 鰆(4切れ)に塩(少々)をふり、2時間ほどおく。
- 酒かす(300g)、甘酒(大さじ6)、白味噌(大さじ2)、塩(少々)をフードプロセッサーにかけて(またはすり鉢を使って)なめらかにする。かたい場合は日本酒を加えて調整する。
- 2を密閉容器に入れ、鰆から出た水気をふき取って漬け込み、2~3日おく。
- 鰆を漬け床から取り出し、ていねいにかすをぬぐって魚焼きグリルで焼く。桜の花の塩漬け(8個)を水に浸けて塩抜きして添える。
ゆかりと木の芽の2つの風味で。
豚肉の香り揚げ
- 豚ヒレ肉(一口カツ用・8切れ)に、酒(少々)としょうゆ(少々)をふり、下味をつける。
- 天ぷら粉(1カップ)、水(120cc)を混ぜ合わせてから2つのボウルに分け、それぞれにゆかり(大さじ1)と木の芽(8枚)のみじん切りを加える。
- 揚げ油(適量)を170℃に熱し、豚肉に衣をつけてからりと揚げる。
ワインビネガーとはちみつで、さっぱりと。
春かぶとラディッシュのマリネ
- ラディッシュ(8個)は、包丁で細かく切り目を縦横に入れ(箸を2本添えると切りやすい)、水(1カップ)に塩(小さじ1)を加えて30分ほどつけ、水気をしっかりしぼる。
- かぶ(1個)も皮をむいて同様に切り目を入れ、さらに2cm角くらいに切り、1と同様に塩水につけてしんなりしたら水気をしぼる。
- 白ワインビネガー(40cc)、米酢(20cc)、はちみつ(小さじ1)、塩(小さじ1/2)をよく混ぜ合わせて1と2を漬ける。
ややかために、色鮮やかにゆでて。
菜の花の辛子入りナムル
- 菜の花(1/2束)は端を少し切って水につけ、しゃっきりさせる。
- 鍋に湯を沸かし、1を入れ2分ほどゆでて冷水に取り、水気をしぼって2cm長さに切る。
- ボウルにごま油(小さじ2)、塩(小さじ1/2)、和辛子(小さじ1)を混ぜ合わせ、菜の花を入れて和える。
ラム酒とクリームチーズが、あんと好相性。
いちご桜もち
- レーズン(大さじ2)はラム酒(適量)に浸してふやかす。
- 白玉粉(80g)と水(1カップ)をよく混ぜ合わせ、砂糖(大さじ1)、薄力粉(50g)を加えてさらに混ぜ、なめらかな生地をつくる。
- フライパン(またはホットプレート)を温めてサラダ油を薄く塗り、1を大さじ1ずつすくってのせ、スプーンの背でまるく広げ、ごく弱火で8枚焼く。生地が透き通ってきたら裏返し、10秒ほど焼いて取り出す。
- こしあん(50g)、クリームチーズ(30g)、1のラムレーズンを混ぜ合わせる。いちご(8個)は縦半分に切る。
- 3の生地に4をのせ、2つ折りにして桜の葉の塩漬け(8枚)で包む。
※材料は約4人分の分量です。
やさしい味わいのあごだし
あご(とびうお)やかつおがベースのやさしい味わいの顆粒だしです。
やさしい味わいのあごだし
かんたんレシピ
揚げ出し高野豆腐
【材料(2人分)】
高野豆腐 2個
片栗粉 適量
水 1・1/2カップ
A
やさしい味わいのあごだし 小さじ2
しょうゆ 大さじ1/2
オイスターソース 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
水溶き片栗粉 適量
揚げ油 適量
小ねぎ 3本
【作り方】
1)高野豆腐を表示どおりに戻し、しっかりと水けをきり、一口大に切る。
2)鍋に水を入れて沸かし、Aを加え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
3) 1に片栗粉をまぶし、180℃に熱した油で揚げる。
4) 3に2をかけ、小口切りにしたねぎを添える。
※大人用には、針しょうがを添えても美味しく頂けます。