2009年11月27日
誠実に対応するということ
兵庫県の豊岡市で放鳥されたコウノトリが、長野県や和歌山県で確認されたそうです。
環境がよければ、そのまま越冬するかもしれないとのこと。
いろんな人の努力が少しづつ実っていくのは嬉しいことですね。
◆◇◆
こんにちは。コープ住宅の小久保です。
今回は、先日あったエピソードをご紹介したいと思います。
それは床の間のスペースのうち、半分は仏間、残り半分は床の間として残すという依頼でした。
下地の厚みの関係で、壁はクロス仕上げにすることになり、何度も打ち合わせを重ねてじゅらく調のクロスを選びました。
ところが工事の当日、お施主様から「注文した生地と違うのではないか？」と不安そうな声で電話が入ったのです。
その日は別の用事があったのですが、とにかく現場で確認することを優先し、ご連絡を頂いてからおよそ２０分後に現場へ到着しました。
見本帳と打ち合わせ書の控えを持って確認したところ、間違いはなかったのですが、
私が前もって一言、
「見本サンプルと実際に貼った状態では多少イメージが変わります」
ということをお伝えしておけば、お施主様を不安な気持ちにさせてしまうことはなかったのです。
説明してご理解いただいたあと、
「すぐ来てくれて不安だった気持ちが吹き飛んだよ」と言っていただきホッとしました。
後日息子さん達からも口々にお褒めの言葉を頂き、恐縮の限りでした。
私たちが当然だと思っていることも、お施主様にとっては初めての体験で、不安に思われるのも当然かもしれません。
きっちりお伝えすることの大切さ、誠実に対応することの大切さを実感した出来事でした。
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投稿者 sumai : 13:25
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