2009年01月31日
珪藻土の壁はいかがですか?
珪藻土というものをご存知ですか?
珪藻土とは植物プランクトンが、数百万年をかけて堆積してできた化石です。
世界各地で採ることができ、産地よって特性や表情が変わります。
微細な気孔を無数に持っており、なんと活性炭の数千倍という多孔質を誇ります。。
その多孔質が、吸着性、吸放湿性などの珪藻土独特の機能を生み出します。
珪藻土の主成分は珪酸質といわれるもので、多孔質ガラス体ともいえます。
珪藻土は、室内の湿気を適度に吸収放出し、湿度をコントロールすることができます。
結露やカビを押さえ、ダニの発生も防止する力をもっています。
壁材として使うには、一般的に左官壁・塗り壁と呼ばれるような施工が必要です。
壁紙(クロス)に比べて乾燥に時間がかかり、また費用も若干割高になるので
現在主流の工法ではありませんが、前述のような機能を有するということで
注目の壁材となっています。
また、左官職人が手作業で塗るために意匠性がたかく味わい深い壁が出来上がります。
その表情はとても優しくおだやjかです。
ただし、本物の珪藻土は案外少なく合成樹脂が相当添加されたものもあるので
選ばれる際にはご注意ください!
「住まいのコープ」コープ住宅のおすすめ珪藻土はこちら・・・!
見直される左官の世界いかがでしょうか・・・?
では、SO LONG! (池田信也)
投稿者 sumai : 16:16