2008年04月14日
燃料電池を見てきました！
燃料電池ってご存知ですか？
今、実証実験中の次世代発電システムです。
都市・プロパンガスや灯油から触媒を使って水素を発生させ、
空気中の酸素と反応させて電気を作り出すのです。
横浜の新日本石油（エネオス）の実験場へ
稼働中の燃料電池を見学に行ってきました。
＊燃料電池の基本原理＊
水の電気分解により酸素と水素ができることは知られていますが、
燃料電池(FuelCell)はその逆で、酸素と水素を反応させることにより、
電気と水が発生します。
現在、電気は発電所で作られてます。
通常、発電機は「電磁誘導の法則」にのっとって
タービンを回すことによる機械的エネルルギー（仕事）が
電気的エネルギー（電力）にかわります。
そのタービンを回す力が石油や原子力により
発生した水蒸気なのか？
ダムから放水される水力なのか？または、風なのか？
ということで火力（石油）発電・原子力発電・水力発電・風力発電
などと分類されています。
従来の火力発電所と違い
火を使わないので、CO2（2酸化炭素）など
温室効果ガスが発生しません。
各家庭に個別に１Kw程度の発電システムを
設置しますので送電ロスもありません。
（総発電量の５％は送電時にロスになります。）
また、エネルギーが電気に変る際に発生する
熱エネルギーも各家庭ごとに設置するので、
有効に給湯器の熱源に利用できます。
環境への優しさ（環境メリット）はNO.1発電システムです。
ただし、現在のところ１台あたりの価格は“ん百万円？”位するそうです。
製作コストが量産化されて下がってくれば、家計にも優しい（経済メリット）も
NO.１になるかもしれません。期待の新エネルギーです！
実際に稼働している燃料電池は、ほんのりと暖かく静かでした。
エネオスの燃料電池HPはこちら！
では、SO LONG！
投稿者 sumai : 13:59
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