2007年05月12日
シロアリ C
いかがでしょうか?
前話まで、読んでくだっさた方は
シロアリの見分け方が、バッチリ判られたと思います。
でも、本当に大事な事は、シロアリの見分け方ではないのです・・・
一番大事なことは、「いかにしてシロアリから我が家を守るか」です。
シロアリは湿気のある木材を好みます。
建物の周辺に、湿り気のある腐りかけたような木材はありませんか?
例えば、“手入れのされてない木製のベンチ”や“木を切り倒したあとの切り株”
など要注意ですよ!
また、“雨漏りを知りながら、放置”してませんか?
“浴室や洗面所などの床下で水漏れや、湿気による木材の傷み”はありませんか?
これらのような、事象が起こっていればシロアリ警戒警報発令です。
建物の周辺はセルフチェックでまず、見回ってみましょう!
建物の床下は、一般の方にはとても入りずらい所です。
通常の場合、床下は高さが50センチ程度です。
匍匐(ほふく)前進≪腹ばいの状態≫でしか進めません。
その上、建物の基礎、床を支える柱や水やお湯の配管・排水管などがいっぱいあります。
おまけに土や埃でドロドロなり、真っ暗なので懐中電灯を頼りにしないといけません。
まず、プロに頼まれることをお奨めします。
ただし、信用のある工事店さんに必ず依頼してください。
床下は自分の目で見れないのですから・・・
「住まいのコープ」でも無料の『住まいの健康診断』として、
床下診断を承っております。ぜひ、お気軽にお声かけ下さい。
また、最近は写真で報告してくれるところもありますから、
じっくりと現状の説明を聞いてください・・・・
その上で、どう対策するか考えましょう!
シロアリが発見された場合、もしくは食害の跡があった場合は
否応なく薬剤散布による、シロアリ駆除です。
最近の薬剤は安全性の高いマイクロカプセルタイプのもの
(薬効成分が微小なカプセルに入っていてゆっくりと
穏やかに作用するので人体や環境にやさしい)や、
自然素材である木酢酸液(効果がやや弱く、
有効期間・保障期間が短い・・・)などの選択肢もあります。
いずれにしても、これ以上食害が進まないように
大急ぎで施工せねばなりません。
しかし、幸いに何も見つからなかった場合は選択肢があります・・・
では次回はその選択肢についてお話しましょう・・・
では・・・So Long!
投稿者 sumai : 09:25