2007年04月24日
シロアリ B
前回からの続きです。
【羽アリで見分ける】
羽アリの色、群飛(ぐんぴ)が見られる時季・時刻などが、識別のポイントです。
群飛とは・・・多数の羽アリが巣からいっせいに飛び立つ現象を言います。
ヤマトシロアリ
体の色 背中の一部と足先は黄色、ほかはすべて黒色。
群飛は4〜6月、特にゴールデンウィーク頃、穏やかな天気で気温が上がった日。
昼間、数〜数千匹の羽アリがいっせいに現れます。
ヤマトシロアリの羽アリ
羽 4枚とも同じ大きさ。普段は背中の上に重ねている。
イエシロアリ (上は羽を落としたもの)
茶褐色。
群飛は6・7月、天気がよく急に暑くなった日。
夜、数〜数万匹の羽アリが明かりに集まります。
イエシロアリのの羽アリ
羽 4枚とも同じ大きさ。普段は背中の上に重ねている。
アメリカカンザイシロアリ (羽を落としたもの)
頭と背中の一部は赤褐色、その他は黒色。
群飛は6〜10月ごろの気温が急に上がった日。
昼間、数十匹の羽アリが、何日かに分かれて現れます。
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【他の羽アリと区別する】
アリの羽アリも、よく夜の明かりに飛んできます。その時期がイエシロアリと重なるものがあるので、体や羽の形で区別することが必要です。
キイロシリアゲアリの羽アリ
前羽は大きく、後ろ羽は小さい。
住宅に被害を与えない羽アリです。
今回はここまで、次回はシロアリへの備え方いろいろです。
では・・・So Long!
投稿者 sumai : 11:27