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編集室から、今月のブログ 編集室のスタッフが、取材の途中で感じたこと、取材先で仕入れたとっておき情報、また取材の現場のこぼれ話などを、毎月お届けしていきます!

素敵な七夕ディナー。

2014.07.10 更新

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フランス料理と日本酒の、
マリアージュ!

「寒い日の台所仕事」のブログアップから5か月目、今回は西宮の酒蔵、白鷹さんで行われた、とっても魅力的なイベントをご紹介します。その前に、「台所仕事」の後日談。あのときは緊張して、きっちりとつくって大成功!でしたが、後日再び挑戦したら、いちごを火にかけたままちょっと油断して、あのルビー色が褐色がかったり、りんごの方は最初強火にし過ぎたらしく、最後までとろけてこなかったり…。毎回、注意深く、愛情込めてつくることの大切さを、実感しました。これからは毎年、チャレンジしよう!
 さて、7月7日の七夕の前日、西宮市の白鷹禄水苑で開催されたのは、フランス料理と日本酒を合わせるディナー。グラスや器はすべて「スガハラガラス」の製品という、夏ならではの、涼感あふれる設えです。酒蔵のどっしりと落ち着いた空間で最初に運ばれてきたのは、金箔がきらめく、レモンの香りの日本酒カクテル「Starligt Serenade」! きゅっと飲み干すと清涼感、ひときわ。このカクテルのレシピとネーミングは、主宰者でもある白鷹禄水苑総合プロデューサーの辰馬朱満子さん。そのセンスのよさに拍手です!
 お料理は、北浜のフランス料理店「エッサンシエル」の大東シェフ。フランス料理界の大御所、アランデュカスの愛弟子で、ル・コントワール・ド・ブノワ大阪のシェフも務めた彼の、最初のサプライズは、なんと黒オリーブを土に見立てたガラスの植木鉢に、ラディッシュが3つ! 刻んで香ばしく仕上げた黒オリーブもおいしくて、一気に華やいだムードに包まれました。station_1408_1.jpg

さらに続くのは、「シマアジのデクリネゾン」。デクリネゾン??? これはひとつの食材を、調理法を様々に変えて、提供することだそう。シマアジのお刺身を、柑橘、わさび、玉ねぎのソースで楽しめるというわけです。station_1408_2.jpg

次のフォワグラ・パンデビスは、甘いフォワグラがスパイシーな香りをまとって登場、これには、ふくよかな香りとしっかりとした旨みのある「袋しぼり生もと純米大吟醸 清味緑酒」を。さらには琵琶湖稚鮎のフリット、ケソというチーズを焼いて香草と合わせたサラダ、メインの天然鯛のボッシェと続きます。

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デザートのパッションフルーツのスフレ、最後のヴェルヴェーヌティーのグラスの演出も楽しく、とっても素敵な七夕、前夜祭でした!station_1408_4.jpgstation_1408_5.jpg

日本酒の文化を西宮から発信していく白鷹禄水苑のイベントは、日本の伝統芸能あり、酒蔵バルあり、どれも魅力的でおすすめです! また大東シェフのフレンチは、繊細な中にしっかりとした主張があって、お楽しみが何倍にも! まだまだ夏はこれからです。皆さん、好きなお酒とお料理で、暑気払いしましょう。

9月号の予告は、鹿児島の旅!
暑気払いのお酒と言えば、焼酎。その焼酎と温泉を楽しむ旅が、次号に掲載されます。次のワンカットは指宿の南、JRの最南端の駅「西大山駅」前の、幸せを運ぶ「黄色いポスト」! うしろにはかすかに開聞岳、電車は1時間に1本の、指宿枕崎線…。な〜んにもないけれど、見ているだけでなんだか楽しくなる…、旅の自由を満喫しました!

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(Y.Y)

 ★9月号のブログの更新日8月8日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!

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