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編集室から、今月のブログ 編集室のスタッフが、取材の途中で感じたこと、取材先で仕入れたとっておき情報、また取材の現場のこぼれ話などを、毎月お届けしていきます!

お花見に出かけよう! 

2014.03.10 更新

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琵琶湖疏水沿いの桜めぐり。
春が近づき、木の芽がふくらんできましたね。4月号は恒例のお花見特集、今年も選りすぐりの桜の名所をご紹介しています。
その取材の下見で、初めて琵琶湖疏水~三井寺周辺を歩いてきました。「琵琶湖疏水」といえば、6年前のお花見特集で京都側(蹴上〜岡崎周辺)の桜をご紹介したことがありますが、今回はそのスタート地点となる大津側を。そもそも、琵琶湖疏水は、明治時代に都が東京へ移ってしまい、すっかり沈んだムードの京都を元気にしよう!と計画されたものだそう。水力発電を使った工場が生まれ、農業用水や飲料水に、旅客や貨物の輸送に…と大活躍したにもかかわらず、戦後になると、交通手段としいての役目はすっかり鉄道に譲ってしまう運命に…(なんともったいない!)。 
しかし、当時の疏水船を観光船として復活させようという話がにわかに持ち上がっているそうなんです。
4月号の表紙を飾る、見事な桜並木を船から仰ぎ、トンネルをくぐって三井寺が佇む山中へ、そして、山科、蹴上、岡崎公園へ…。そんなロマンティックな桜めぐりができる日が、近い将来にやって来るかもしれません。station_1404_1b.jpgstation_1403_1 3dango.jpg

藤右衛門さんのお庭の桜。
もうひとつ、ガイドブックなどであまり紹介されることがない、とっておきの桜の名所をご紹介しましょう。というのも、こちらは私邸のお庭に咲く桜。その主はなんと、円山公園の枝垂れ桜や、蹴上げのインクラインの桜などの桜守としても知られる佐野藤右衛門さん。花の時期だけ特別に一般公開されていると聞いて、昨春行ってきました。仁和寺の御室御所(4月号ではこちらの御室桜も紹介)にも仕えてきた造園業の老舗「植藤」の16代目の佐野藤右衛門さんは、昭和3年生まれ。おじいさまの代から桜の保存活動に深く関わってこられたとあって、お庭には珍しい品種がいっぱい。藤右衛門さんが生まれた年に植えられた桜も見事な花を咲かせます。station_1404_2a.jpgstation_1403_1 3dango.jpg

場所は変わって、5月号は淡路島、そして新温泉町へ。
さて、編集室では5月号の特集「兵庫のうまいもん大集合!」の編集の終盤にかかっています。先週は、淡路島の休耕田で栽培している菜の花の種を搾ったおいしい油があるという話を聞いて、五色町へ。生産者の方の撮影をしていたら、黄色いじゅうたんの菜の花畑の向こうに、真っ赤な郵便配達のバイクが…。あんまりかわいいので、カメラマン氏も思わずパチリ。station_1403_3.jpg

もう一枚は、御火浦でとれたスルメイカを麹に漬けて「なれずし」をつくっているお母さんたちのワンショット。一仕事終えたら持ち寄ったおかずを並べてみんなでお食事するのがお決まりとか。麹で漬けたお魚、たくあん、地元でとれたわかめのお味噌汁に、おいしいお米。ふるさとの味って、どうしてこんなにおいしいんだろう。5月号では、地元パワーが満載、女性パワーがさく裂です。お楽しみに!station_1403_4.jpg

(M.O)

★5月号のブログの更新日4月10日です。
★編集室スタッフ5人が交替で登場します。お楽しみに!

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