寄り添いながら一歩ずつ、前へ

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仮設住宅で“お茶っこ”入居者と和気あいあい

宮城県南端にある山元町のナガワ仮設住宅。11月のこの日は、みやぎ生協仙南ボランティアセンターによるふれあい喫茶が行われていました。そこを訪れたのは、第4地区の組合員や理事、職員。みやぎ生協のスタッフも一緒に“お茶っこ”しながら現在の様子などを聞きました。

山元町では公営住宅への入居が進んでいることもあり、ここの住民も130世帯が今や18世帯に。全員、引っ越し先は決まっているそうですが、「自分の退去は、最後の1人が出るのを見届けてから」と語る自治会長さん。「昨日は芋煮会をしたっけど、元の住民がまた集まってくれて。次は、公営住宅でも仲間づくりが進めばいいね」と話します。

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つながって、もうすぐ5年これからも縁を大切に

みやぎ生協では東日本大震災後、県内4カ所にあるボランティアセンターを通して、このようなふれあい喫茶を約50カ所で2200回以上行ってきました。その中で第4地区が被災地支援の連携先として交流を深めてきたのが、仙南ボランティアセンター。毎年3月に行っている東北支援「きずなバザー」の収益金も全額寄付し、活動を支えています。

「みなさんからの善意は、被災者対象のバスツアーやふれあい喫茶の運営に役立っています」と笑顔を見せるのは、仙南地区を担当するみやぎ生協理事の高橋誠子さん。「ツアーは別々の仮設住宅の人同士が初めて交流できる機会ですし、喫茶用に送られたたこ焼き器はとても好評で、男性の参加者が増えたんですよ」。

今後は、より開かれた居場所づくりをすすめるとともに被災者が自主的に活動できる仕組みを実現したいそう。あせらず一歩ずつ、笑顔で寄り添って。活動は今も、進行形です。

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