作り手さんの人生にエール

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ものづくりを通して被災地グループの運営を支援

石巻市役所内にあるギャラリーショップ。棚には被災地グループ手製の商品が並びます。ここを運営するのは「NPO法人 応援のしっぽ」。みやぎ生協と協同で手作り商品カタログを作成、受注発送も担当しています。「去年は作り手さんと一緒に、コープこうべでの交流会に参加しました。それをきっかけに、「震災を考える会」のみなさんがオーダーメイドのエプロンを発注してくださって。手づくり品の展示販売も続けていただいて、本当に感謝しています」と話すのは、代表の広部知森さんです。

「応援のしっぽ」は、被災地で活動する小規模グループの運営を支援するNPO。広部さんは、ものづくりで生まれたコミュニケーションが持続しながら互いにつながりあっていけるよう、日々奔走しています。

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仲間と集い、社会とつながって、いきいきと

現在、カタログの作り手として登録するのは30グループ。趣味がてら作っているところ、プロと連携して商品力を高めているところなど、そのカラーは十人十色。「それでも、社会とつながっていたいという思いは共通です」と広部さん。「震災を悪い思い出じゃなく少しでもいい経験として残したい。せっかく集まった仲間を大切にしたいって言うんです」。グループ同士の交流会を開いたり、情報発信やアドバイスを続けるのも、その思いに応えたいからこそ。「仮設住宅にいる間だけ…と言って始めたおばちゃんが『もっと頑張りたい』って笑ってくれるとうれしくて。たとえ辞めた後も、蓄えた経験は人生を前向きに生きる糧になるんじゃないかと思うんです」。新カタログは、1月初旬に発行。一部はインターネットでも販売しています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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