仮設住宅のお茶会で手作りキット好評です

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この手つないで 大阪北地区⇔いわて生協 後編

月に1度、集まって お茶っこ飲んで手を動かして

北海道を除く府県の中で、一番面積が広い岩手県。全域をカバーするいわて生協は、16のエリアで地区に根差した運営に取り組んでいます。

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久慈、釜石、大船渡に陸前高田-。津波で甚大な被害を受けた沿岸部には、今も多くの仮設住宅が残っています。その数、300カ所以上。うち64カ所で月1度ほど、いわて生協が開催しているのが「ふれあいサロン」です。沿岸ボランティアによるサロンの他に内陸部から月に11便、沿岸被災地に向けたバスを運行。数人ずつのボランティアチームが、点在する仮設住宅に赴いて運営しています。「そこで重宝しているのが手作りキット。みんなでお茶っこ飲みながら手を動かすことが、いい気分転換になっています」と語るのは、復興支援活動釜石担当の福士久美子さんです。

皆さんの応援を支えに 仮設住宅がなくなるその日まで

そのキットを作っているのが、大阪北地区の組合員による「つながろうカフェ」。東北支援を目的に月に1度ほど集まって飾りや小物入れなどの手作りキットを制作、いわて生協へ届けています。「一つひとつに、お人柄の感じられるメッセージが添えてあって。その心遣いが喜ばれています」と福士さん。特にポップアップなどの工夫を取り入れた季節のカードキットは、目新しさで話題だそう。
一方、サロンのほか移動店舗でも好評なのが、手作りバインダー。「震災以後、料理をする意欲がわかなくて」と言う声を受け、いわて生協が作成した「3行レシピ集」の専用表紙で、500冊以上が届けられたそう。
「仮設住宅がある限り、サロンは続けます。取り残されると感じる人たちの不安は大きく、この先は未知ですが、遠くで応援してくださる皆さんの力添えを励みに頑張りたいと思っています」。

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