2012年9月

9月4日~5日には、第3、第4、第5、第6地区の組合員と職員34人が、宮城県を訪れました。

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1日目、名取市閖上(ゆりあげ)地区を訪問。日和山から海岸線まで続く住宅のあとを見渡し、そこにあったたくさんの人のくらしに思いを馳せました。

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また、閖上中学校を訪問し、津波の爪あとの残る校舎や、正門前に建てられた「閖上の記憶」を見学。校庭の慰霊碑では、息子をなくされた語り部から「この子たちのことを忘れてほしくなくて、手を触れていただきやすいように、犠牲者の名前を上向きに刻みました」と聞き、参加者は冥福を祈りました。

 

2日目は、各地区別にみやぎ生協のボランティアのみなさんと交流し、今後の活動のあり方を考えました。
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仙塩ボランティアセンターとつながってきた第3地区からの参加者は、2班に分かれて扇町仮設と伊保石仮設住宅を訪問。住民の方の手による垂れ幕と、感謝の替え歌に迎えられました。昨年こうべから送った「絆手袋」を持ってきてくださった方も。みやぎ生協のボランティアのみなさんともども巻き寿司を一緒に作り交流を深めました。

参加者は、「地球のステージで見た閖上中学校を訪れることができ感慨深かった」「コミュニティ再生に向けて、役割の増してくる『集会所』を、より居心地のよい空間にするためのお手伝いができるかもしれません」と話していました。

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仙南ボランティアセンターとつながってきた第4地区からの参加者は、亘理町・山元町を訪問。西石山原仮設住宅で、集会室で手作り品を作っている方のお話を聞き、手作り品をお土産に購入しました。

みやぎ生協亘理店では、コープ委員のみなさんと交流。郷土料理「はらこめし」をいただきながら語り合いました。17年前の経験と重なり涙する場面もありましたが、今後もみやぎ生協の活動を末永く応援するため、密に連絡を取り合おうと話し合いました。最後に仮設住宅で行われているふれあい喫茶の参加者のみなさんに、持参した丹波のお菓子にメッセージを添えてお渡ししました。

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石巻ボランティアセンターとつながってきた第5・第6地区からの参加者は、バスで女川町と石巻市内の現在の状況を見学。みやぎ生協大橋店で開かれた交流会では、宮城の子どもたちからコープこうべの組合員へのメッセージを受け取りました。

また、「ひなまつりのとき、支援を受けている身でお雛様を買うのはぜいたくかと思っていたところに、コープこうべのみなさんから手作りのお雛様をいただきました。本当にうれしかった」と、お礼のことばをいただき、参加者の一人は「応援リストを作って、役立てていただけそうなものをお聞きしながら作ってきました。この方法でよかったのかなとホッとしました」と話していました。

 

 

9月3日~4日、大阪北地区、第1地区、第2地区の組合員と職員33人が、宮城県を訪れました。

1日目、仙台空港からまず向かったのは気仙沼市にある面瀬中学校仮設住宅。みやぎ生協とすすめている「へちまプロジェクト」の様子を見学しました。
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その後、集会室で開かれたお茶会へ。へちまの実の活用方法や、仮設住宅でのくらしについて情報交換をしながら交流を深めました。
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次に訪れたのは、みやぎ生協の気仙沼メンバー集会室「COOPぽけっと」。室内には、これまで交換してきた絵手紙などが展示されていました。県北ボランティアセンターの春日京子さんに、震災直後から今日までの状況やボランティアセンターの活動について話していただきました。
コープこうべの大竹真弓理事は、「昨年11月に訪問した時は、まだ震災後の重い空気が感じられ、かける言葉も思いつかないほどでした。今回は、子どもたちが遊んでいたり、さまざまな世代の方を見かけたり、明るい雰囲気が感じられました」と話しました。
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2日目は石巻へ。石巻市街から海岸の方へ向かう車窓には、基礎のみを残す住宅跡や震災がれき、廃車の山・・という景色が続きます。その中で、仮設の店舗が再開していたり、駐車場にたくさんの車が止まっていたりと活気を感じる風景があり、真新しい道路や電柱、信号などが印象に残りました。
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ー参加した組合員の声を紹介しますー
●報道などで被災地の様子を見聞きして、自分なりに理解していたつもりでしたが、現地に行き、改めて被害のすごさにびっくりしました。実際に自分の目で確かめて、話を聞けたことで、被災地の方の思いを感じ、一層深く考えさせられました。
●仮設住宅での生活は、思った以上に厳しい状況だと思いました。一日でも早く元の生活に戻れるように祈らずにはいられませんでした。
●何かできればと思いながら活動を進めてきたけれど、ボランティアスタッフのみなさんに情報をもらって、これからも、支援や復興につながることに参加していきたいです。
●1泊2日の行程でしたが、移動距離も長く、バスの車内が多かったのであっという間。もう少しゆっくりと被災地の方々と一緒に活動や交流ができたらよかったです。