2011年10月

西宮市で活動するコープサークルのみなさんが、「被災された方に何かできることがあれば・・・」との思いで、手仕事に励んでいます。


「グループつくし」は、日頃、心身に障がいをもつ子どもたちが楽しく遊びながら訓練できる布の遊具を作り、特別支援学級などに届けているサークル。今回、宮城県の社会福祉法人「こーぷ福祉会」のデイサービスで使っていただけたらと「的当て」を作製しました。

点数と、果物や花がアップリケされた「的当て」は、色使いも美しく楽しそう。「遊んで気分転換していただけたら」と、サークルメンバーの方は話しています。
「的当て」は、10月31日、「ボランティア地区交流先遣隊」のメンバーとして宮城に向け出発した、第2地区組織統括・鳩岡圭二さんに託されました。

tukushi.JPG

また、「甲東虹の会」は、福島県田村市社会福祉協議会に向けて手編みのマフラーを作製。4月に第1回目を発送し、2回目の発送に向け、着々と準備を進めています。同サークルのプロジェクトは、毛糸を寄せてくださる方、一緒に編んでくださる方など、たくさんの組合員の協力によって成り立っているとか。


「阪神・淡路大震災のときにいただいたマフラーが嬉しくて、今も大切に使っています。被災者の方の邪魔にならず、少しでも寄り添えるものを・・・」というサークルメンバーの気持ちとおたよりを添えて、まもなく福島に送られます。

koutouniji.JPG

コープ活動サポートセンター姫路に登録するコープサークル「なかよし倶楽部砥堀」と、コープサークル「すずらん」のみなさんが、厳しい冬を迎える被災地の仮設住宅などで使ってもらいたいと、毛糸のマフラーや靴下、帽子などを手づくりしました。

111021_ouen_3-thumb-240x240-26627.jpg

「なかよし倶楽部砥堀」は、コープ姫路砥堀の組合員集会室で月に1回「ふれあいサロン」を開いています。その活動の中で、「東北は寒さが厳しい。少しでも温かく過ごしてもらいたい」と、家にある毛糸を持ち寄ってマフラーや帽子など203点を手編みしました。

 111021_ouen_1-thumb-240x240-26628.jpg

また、「すずらん」は、特別養護老人ホームなどで、高齢者とのふれあい活動を行っています。メンバーのうち、編み物が得意な3人が手編みのひざ掛けを100枚作りあげました。

111021_ouen_4-thumb-240x240-26630.jpg 

編み物には、それぞれメッセージが添えられており、今月末に、みやぎ生協を通して被災者に届けられます。

111021_ouen_2-thumb-240x240-26631.jpg

 

10月15日と16日、メリケンパーク(神戸市中央区)で開かれた、「ふれあいの祭典・神戸ふれあいフェスティバル」。天気にも恵まれ、2日間でのべ115000人が来場し、大賑わいでした。


コープこうべからは、みずほ協同農園や、コープこうべオリジナルブランド「コープス・ひょうご発」のパネル紹介と、フードプラン上富田みかん(試食)の紹介、また、個人宅配を紹介するブースなどを出展。兵庫県ユニセフ協会も参加しました。
111015gyouza.JPG
15日には、東日本大震災の被災地支援関連イベントとして、「第3地区震災支援を考える会」の組合員メンバーが水餃子(試食)を出品しました。この水餃子は、4月初めにコープこうべが、神戸市社会福祉協議会・神戸YMCAとともに被災地に派遣した「ボランティア先遣隊」が、宮城県内で行った炊き出しのメニュー。今回はコープス「薩摩元気豚使用水餃子」と「ひょうご発緑豆もやし」を使用し、用意した670食はあっという間に終了しました。
111015meron.JPG
16日朝には、修学旅行で会場を訪れた、宮城県常盤木学園高校の山口愛佳さんがコープこうべブースの「コープス神戸ハイカラメロンパン」を発見。「震災のとき、このパンをいただきました」と声をかけてくださいました。メロンパンが結んでくれた絆に、一同感激した出来事でした。

写真は、山口愛佳さん(左)と、震災直後に職員派遣の先遣隊として宮城を訪れた野間誠第3地区本部長

10月1日、生活文化センターで「地球のステージ6 久遠の回帰」を、組合員や職員ら約200人が鑑賞しました。

世界各地の紛争地・被災地で精神科として活動している桑山紀彦さんは、映像と音楽を交えながら現地の様子をステージで伝えています。コープこうべでもこれまでに何度も上演してきました。

この3月、桑山さんが代表を務めるNPO法人「地球のステージ」の事務局(宮城県名取市)も被災。以来2カ月間・24時間体制で診療を続けてきました。

今回のステージは、世界の現状に目を向けるとともに、半年たった被災地の様子を桑山さんに語っていただこうと、第3地区平和企画委員会とコープこうべが共催しました。

fujimoto-thumb-240x240-26274.jpg

上演に先立ち、藤本正子理事が、9月に訪問したみやぎ生協の様子を報告しました。

「蛇田店で開かれた交流会に参加されていた被災者の方は、『着の身着のままで逃げてきて、ついこの間まで暑い暑いと言っていたけど、もう冬支度です』とお疲れの様子でした。復興まで先は長いですが、見守り支えていきましょう」。

前半は、桑山さんがこれまでに活動してきた、ルワンダや旧ユーゴスラビア、タイ・カンボジア国境の難民キャンプの話。厳しい状況のなかでも未来への希望を忘れず、たくましく生きる人々のエピソードが紹介されました。

kuwayama-thumb-240x240-26275.jpg

後半は、東日本大震災被災地での医療活動を通して目にしたことエピソードを披露。その中で、「地球のステージ」事務局がみやぎ生協と一緒に開いている手芸教室を紹介しました。手芸教室に通っているのは、近くの女性たちが中心。おしゃべりをしながら手を動かし、小物を作ります。「いつか、作品が売れるようになったらいいね」と夢を語り合っているそうです。

桑山さんは、「被災した人たち自身が行動を起こして元気になれるようなことを応援していきたいですね」と語りました。

9月28日、コープこうべ住吉事務所で、「地区交流先遣隊」の事前学習会を行いました。
これは、みやぎ生協が設置した4つのボランティアセンターとのつながりを深めるために、10月31日から11月2日にかけて実際に訪れる組合員、職員らを中心とした事前学習会。
この日は、桑原英文さん(災害ボランティア活動支援プロジェクト会議の幹事)を講師に招いて、学習しました。
桑原さんは、みやぎ生協のボランティアセンター設立にも大きく関わっています。
学習会では、今の被災地の様子、ボランティア活動の現状を聞いた後、「現地での支援と心がまえ」をテーマにグループディスカッションを実施。「支援する人を支援するしくみづくりを考えたい」、「気持ちを押し付けずに、心を寄せ合うこと」などを確認しました。
学習した心構えを胸に、現地での交流と支援を通して、息の長い支援を地区ごとに考えていきます。

HP.JPG